Xperience Speaker Factory

FF-WK シリーズは、以前のFFシリーズの構造を全面的に見直したバスレフ型専用設計のフルレンジユニットです。FE-Sol シリーズでおなじみの2層抄紙コーンをいち早く採用した他、現行 FE-NV シリーズでも採用されるポケットネックダンパーがすでに採用されています。
FF125WK は定番のサイズである 10cm とは一味違う低域の余裕を感じさせてくれる 12cm 口径のフルレンジです。10cm で豊かな低音を追求しようとするとエンクロージャーをある程度大きくする必要があります。10cm 口径の FF105WK や FF103NV を 9ℓ 程度のエンクロージャーに入れると、かなりの低音感が得られますが、9ℓとなるとすでに 12cm 口径を取り付けることが可能な容量になってきます。10cm 口径で「頑張って出す低音」に対し、12cm で「余裕を持って出す低音」の違いを実感していただけます。
12cm 口径であればまだ高域の質を心配し過ぎるほどの大きさではなく「フルレンジ」としては非常にバランスの取れたサイズとなっています。

【 Specifications & T/S Parameters 】
a: 4.6cm, Zn: 8Ω, Fs: 67Hz, Re: 6.7Ω, Le: 0.044mH, Qms: 5.091, Qes: 0.464, Qts: 0.42, Mms: 5.0g, BL: 5.596N/A, Vas: 7.265L, Xmax: 1.65mm, Cms: 1.153mm/N, EBP 144.397